害虫・害獣についてゴキブリ

被害を及ぼす主なゴキブリは、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリの3種類です。
防除方法は、大きく分けると殺虫剤による防除とベイト剤(食毒)等による防除の2種類があります。

種類と生態について

クロゴキブリ

日本全土に分布しています。代表的な屋内ゴキブリです。

ワモンゴキブリ

本州の比較的暖かい地域や、四国、九州に生息します。本種の成虫は日本における屋内性ゴキブリの中で最も大型です。もともと九州南部の暖かい地域の生息だけだったが、暖房設備の完備によりその生息域は徐々に広がりました。寒さに弱いため、一定の熱源がない建物には定着できず、暖房設備のあるビル、レストラン、地下街、病院などに特に多く生息しています。

チャバネゴキブリ

世界各地に分布している、代表的な屋内ゴキブリです。都市周辺部のビル、レストラン、病院、船舶などで特に多くみられます。休眠をせず、いろいろな発育ステージのものが一年中みられます。

被害について

家庭内害虫の代表格で、衛生面による被害と見た目の不快感が挙げられます。
一定の熱源がない建物には定着出来ないとされていましたが、昨今の高気密高断熱住宅やマンションなどで季節を問わず活動が見られるようになりました。

対策について

ゴキブリの防除方法は、大きく分けると殺虫剤による防除とベイト剤(食毒)等による防除の2種類があります。
殺虫剤による防除方法は更に大きく2つあり、ゴキブリが徘徊するところに残効性のある殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤等)を散布する残留処理法と、殺虫成分を細かい粒子状にして空中に噴出揮散させる燻煙、加熱蒸散法などがあります。

ベイト剤についてゴキブリは薬剤抵抗性がつきやすいので、続けて同じ薬剤ばかり使わずに一年くらい毎に使う殺虫剤の系をローテーションさせて使用する方がより効果的です。また粘着トラップはゴキブリが出没するところに設置して捕獲することで、ゴキブリの棲息密度を調べるためのモニター用として活用できます。

費用の目安

防除施工 (60m²)30,000円から

※防除施工内容、被害状況によって費用は異なります。

駆除している会員

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